エストニアに移住する予定の方に向けて書いています。
海外生活を始めるにあたり、一番気になるのが費用ですよね。
エストニアに1年間住んだ経験から、家賃や食費など、1ヶ月にかかった費用を大公開します!
エストニアで1ヶ月にかかった費用
エストニアの首都タリンに1年間住んでいました。旧市街地まで徒歩10分の「新市街」と呼ばれる地区に住んでいました。スーパーやショッピングモールなど生活に必要なものは全て徒歩圏内というかなり立地がいい地区です。前提として押さえておいてください。
実際に1年間住んだ1ヶ月の平均費用は大まかに以下のとおりです。
- 家賃300€
- 光熱費100€
- 食費200€
- 通信費25€
- トレーニングジム15€
- 交際費100€
ざっとこんな感じです。大体10万円/月くらいで暮らしていました。大体日本の2/3位ではないでしょうか。留学する方は寮に住むことで家賃や光熱費を安く抑えることができます。
家賃
マンションの一室にある1R+トイレ、シャワー、いわゆるスタジオと呼ばれる部屋に住んでいました。寝具や家電など生活に必要な家具は全て備わっており、引っ越しにあたって新たに準備するものはありませんでした。首都の中心から程近く、一人部屋に住むことができるのはエストニアのいい点です。
シェアハウスなら200€〜、1LDKなら400€〜あたりがタリン中心地での一般的な相場です。
家賃は毎月大家さんが部屋に来て現金で支払います。現金なのは大家さんの節税対策だと教えてくれました。下の光熱費と合わせて月400€(5万5千円)がエストニアの住居費用になります。
光熱費
水道代・ガス代・電気代・共益費がこれに含まれます。夏場は90€ほどに収まるのですが、冬場は120〜130€ほどに値上がりします。これはエストニアの冬は寒さが厳しくマイナス20℃まで下がる日もあります。各家にセントラルヒーティングといい暖房が備わっているため冬場は電気代が高くなります。一度セントラルヒーティングを使用せずに1ヶ月過ごしていたのですが電気代は変わらず120€のままだったので僕の部屋だけかもしれませんがおそらく固定費?で冬場は光熱費が高くなります。
食費
僕は基本家で自炊していたのであまり食費はかかりませんでした。エストニアのスーパーは食材が安いので自炊すれば食費は結構安く済みます。
逆にレストランなどの外食は週末1回行けばいい方とあまり外食はしていませんでした。物価の割に外食は高く、安くても7〜10€くらいします。さらに正直エストニアの外食は値段の割に美味しくない(個人的な感想)です。
通信費
家の備え付けWi-Fiが23€
スマホのSIMカードで4€のプランでした。SMS、通話、4Gバイトの通信量
特にSIMカードでのスマホの通信費が安く、日本のキャリア通信よりもはるかに安く済みます。Wi-Fiは23€で速度もまずまずです。エストニアの銀行カードを持っていなかったため、月々の支払いは中心地から少し離れたショッピングモールにある店舗まで支払いに行っていました。交通費が1.5€で安いのですがいちいち出向くのがめんどくさく、せっかくなら銀行カードを作っていればよかったなと振り返って思います。
トレーニングジム
タリン旧市街地のヴィル門近くにある「GYM!」に通っていました。月額制のジムでコスパがかなり良いです。1ヶ月15€と格安。シャワー付きでかなり設備は整っています。
その他にFitnessというジムもあり、こちらはサウナやプールなどがついていますが少し割高です。
エストニアの冬は日照時間が短く(冬至はになるとたった6時間)、ほどんど曇っているため太陽を浴びないと精神的にもどんよりとしてしんどくなります。トレーニングで体を動かしてリフレッシュしていました。
交際費
週末は友達と公園や郊外に遊びに行っていたので大体100€ほどでした。ただタリン市内はあまり遊ぶところに乏しいため、みんな週末になれば近くの公園や海沿いでのんびり過ごしていました。
エストニアに住むまでにかかった費用
日本→エストニアの飛行機7万円
1年間の海外保険10万円
敷金+不動産業者の仲介金600€(家賃2ヶ月分)
大体準備費用は25万円ほどで済みました。
まとめ
エストニアの1ヶ月の費用を大公開しました。
ざっとまとめると、エルとニアまでの準備金25万円+10万円/月といった費用感になります。
エストニアへ移住する際の参考にしてみてください。
僕のエストニアの生活は本当に最小限だったなと思います。かといって他にすることがないのがエストニアの特徴でもあります。平日は働いて週末は公園や海など自然に囲まれながらゆったりと過ごすのがエストニア流の過ごし方です。
僕の経験が参考になれば幸いです。
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