「海外旅行のツアーや航空券を手配した。あとは旅行に行く準備をするだけ」という時に多くの人を悩ませるのがキャリーバッグかバックパックどっちがいいんだろう問題。
こういった疑問にお答えします。
海外旅行は荷物が多くなる傾向があり、バックパックとキャリーバッグの2択で迷うことがあるかと思います。道路事情が悪くてキャリーバッグでは不便、かと言ってバックパックでは荷物が入るか不安でがあるかと思います。
実際に20カ国の旅をキャリーバッグとバックパック両方を使ってきた経験から、メリットデメリットを整理して共有します。
本記事では海外旅行はキャリーバッグとバックパックどっちが便利について解説していきます。
旅行プランによって決めるのがオススメ
- キャリーバッグ:1ヶ所に滞在する旅行
- バックバック :頻繁に移動する旅行
この視点で決めると便利です。それぞれについて詳しく解説していきます。
1カ所に滞在する旅行ならキャリーバッグ

リゾート旅行などでずっと1カ所に留まる移動が少ない旅行であればキャリーバッグが便利。
主な移動が家から空港までと空港からホテルまでの大きく2カ所という場合にはキャリーバッグだと楽に荷物を持ち運べます。多くの荷物が入るしパッキングも簡単です。
メリット
- 荷物を軽く持ち運べる
- 盗難対策の鍵をかけられる
- パッキングしやすい
それぞれ見ていきます。
荷物を軽く持ち運べる
海外旅行の荷物は重くなりがちですが、キャリーバッグは転がせるので重い荷物でも軽い力で持ち運ぶことができます。女性での旅行や荷物が多くなる家族旅行では1つスーツケースを持っていくと楽に荷物を持って移動できますよ。
海外旅行はお土産などで荷物が増えるため帰りの方が荷物重くなりがちです。疲れた体でも簡単に持ち運べるのがキャリーバッグのメリットです。
盗難対策の鍵をかけられる
キャリーバッグには盗難対策のために鍵を設けられていることが多く、バックバックよりも安心して荷物を持ち運べます。
鍵の紛失を防ぐためにも貴重品用のカバンと持ち運び用のリュック両方分散して鍵を持っておくと、どちらか一方をなくした時の保険になります。
パッキングしやすい
上から荷物を詰めるバックバックに比べてキャリーバッグはパッキングがしやすいです。
使用した服と未着用の服を分けたり、帰りの準備の際に改めてパッキングする時でも楽にパッキングできます。パッキングの時短にもなるためこちらが便利です。
デメリット
- 未舗装の道路では持ち運びが大変
- 機動力に欠ける
- バックパックに比べ高価
それぞれ見ていきます。
未舗装の道路では持ち運びが大変
楽な力で運べる車輪も未舗装の道路では役に立ちません。かといって背負うこともできないので結果的に持ち上げて運んだため苦労したなんてこともあります。
例えば、東南アジアなどは砂利道を歩かないといけない、道がキレイなイメージがあるヨーロッパでも石畳などはデコボコしていて歩きにくいなどです。
道路状況が悪い場合はタクシーを使うなど工夫が必要です。
機動力に欠ける
電車など交通機関に乗る際にわざわざ重い荷物を持ち運ばなければなりません。キャリーバックを運ぶために片手が塞がるため少し不便です。
また急ぎの際など走りたい時に持ち運びにくいです。余裕を持った移動の準備が必要です。
バックパックに比べ高価
キャリーバッグはしっかり使えるものを選ぶと高価になりがちです。特に安物だと車輪の作りがもろくすぐ壊れるなどよくあります。
そんなキャリーバッグですが一度買うと海外だけでなく国内でも使うことができます。海外旅行のついでに普段の生活でも使えるようなものを選んでおくと長期的に見ればお得です。
頻繁に移動するならバックパックが便利

周遊旅行や頻繁に宿泊地を移動する予定がある方はバックパックがとても便利。背負うだけで持ち運びできるため未舗装の道でも問題なく持ち運べます。
メリット
- 未舗装の道でも持ち運びが楽
- 置き引きの心配なし
- 機動力が高い
それぞれ見ていきます。
未舗装の道でも持ち運びが楽
海外では日本のように道が舗装されている場合も少ないですが、バックパックではどんな道でも持ち運び出来るため楽です。
雨で道が濡れているときなんかでも常に背負っているので荷物が汚れる心配もなしです。
機動力が高い
電車など乗り遅れそうな時でも最悪走ることもできます。
両手が空いているのでマップを見ながらの移動やちょっとした食べ歩きもできます。
置き引きの心配なし
リュックを背負っているときは常に背中に持っているため置き引き等に遭いにくいです。
ただチャックを開けられて中身だけ取られるなんてこともあるので、丈夫な素材を使っているバックパックを使うことをオススメします。
デメリット
- パッキングしにくい
- 自分に合ったリックを見つけるのが大変
- ポケットが多いため盗難防止のセキュリティが不安
それぞれ見ていきます。
パッキングしにくい
バックパックは上からものを詰め込むタイプなのでパッキングがしにくいです。
真空パックや収納術などを使ってまとめないと多くの荷物が入らないなんてことも多々あります。旅行の際は衣服用の圧縮袋や収納ポーチを持っていくと沢山の荷物を持っていけますよ。
自分に合ったリックを見つけるのが大変
リュックは大きさやポケットの数など様々な形があるのであなたに合ったリュックを見つけづらいです。
特に荷物が大きくなって重量が増えると体への負担が大きくなるため体に合ってないと腰などを痛めるかもです。重くなりそうな荷物を持つ予定があるときには事前に試着しておくか、ちょっと高くてもより身体に優しい設計されたものを買うようにしましょう。
ポケットが多いため盗難防止のセキュリティが不安
ポケットが多いため盗難防止の鍵をつけるのが難しいです。
貴重品はセキュリティーポーチなど身の回りに持っておくか、カバンの奥底にしまっておくなどなど工夫しましょう。
キャリーバッグとバックパックはどちらがオススメか
キャリーバッグが良いケース
- 1都市滞在の旅行
- 道が舗装されていて歩きやすい国
- パッキングを楽にしたい方
これらに当てはなる方はキャリーバッグが便利です!週末旅行やリゾート旅行なんかの場合には最適ですね!!
バックパックが良いケース
長期間の旅行や自由に行動したいって方は個人旅行で自分だけの旅行を作るのがお得!
- 複数都市の周遊旅行
- 道が舗装されていない都市の旅行
- 荷物を持って頻繁に移動する方
これらに当てはなる方はバックパックが便利です!長期間の旅行や周遊旅行の方には最適ですね!!
観光用のサブバッグも持っていくべき

ここまでキャリーバッグとバックパックの比較をしてきましたが、両者ともに荷物が大きくて重たいため持ち運びには適していません。
観光用の小さなリュックやかばんと組み合わせることで楽に観光できますよ。
- キャリーバッグ+小さなリュック
- バックパック +小さなリュック
用途によって、移動はキャリーバッグorバックパック、観光や街歩きは小さなかばんと使い分けることで安心して持ち運べますよ。
また荷物を飛行機に預ける際は、小さなかばんに本やスマホの充電器など手元に持っておけば機内で快適に過ごせます。
まとめ
- キャリーバッグ:1ヶ所に滞在する旅行
- バックバック :頻繁に移動する旅行
スーツケースをバックパックの違いを見ていきました。
旅行プランに合わせて選ぶと便利です。
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