「エストニアのクリスマスマーケットが気になる。世界最古でとても綺麗なマーケットとして有名みたいだけど、実際はどうなんだろう・・・良さそうなら行ってみたいので、経験者の声を聞いてみたい。」
こんな疑問に答えます。
今回の体験談はコロナが流行っている2020年〜2021年のシーズンのものとなります。例年に比べて規模が縮小していることをご留意ください。
本記事の内容
- エストニアのタリンで開催されるクリスマスマーケットってどんなもの?
- クリスマスマーケットにほぼ毎日訪れた感想
筆者はタリンの旧市街地の近くに住んでいたので、ほぼ毎日散歩ついでにクリスマスマーケットを訪れていました。実体験をもとにタリンのクリスマスマーケットのレビューをしていきます。
エストニアのタリンで開催される「クリスマスマーケット」ってどんなもの?

ヨーロッパの冬の楽しみといえば、クリスマスマーケット。
その中でも僕が住んでいるエストニア,タリンのクリスマスマーケットは2019年にヨーロッパでNo.1の評価を受けています。
世界最古のクリスマスツリー

旧市街地にあるラエコヤ広場で飾られるクリスマスツリーは1441年から始まったと言われており、世界最古だとも言われております。600年前の風景が今も残っていると考えるととても魅力的ですよね。
クリスマスマーケットの開催期間と場所
そんな歴史あるタリンのクリスマスマーケットは2020年11月27日〜12月27日の1ヶ月間毎日開催されています。
開催場所は旧市街地の中心にあるラコエア広場。旧市街地の通りを歩いていると出てくるところですね。
どんな店があるの?
実際に写真で紹介しますね。

寒いエストニアで体を温めるホットワインのGlögg(グロッグ)が至るところにあります。ノンアルコールも販売されているので子供でも飲めることが出来ます。

ご飯屋さんもあります。エストニア名物血のソーセージもありますね。


ニット帽や手袋名など防寒も完璧です。

雑貨もありお土産に最適。

サンタの家。例年はリアルサンタがいるのですが、今年はリモート出勤のようです。
エストニアの「クリスマスマーケット」をほぼ毎日訪れた感想

良かったところ
- 異世界感に没入できる
- グロッグ(ホットワイン)が美味しい
- 無料
こんな感じです。
異世界感に没入できる
素晴らしい景色で異世界に来た感が味わえます。冬のヨーロッパの一大イベントであるクリスマスマーケット。これは現地でしか体験できません。
なんともいえない高揚感とお祭り感がヨーロッパにいるんだってことを実感させてくれます。
グロッグ(ホットワイン)が美味しい
寒い時期に開催されますが屋外で飲むグロッグは格別です。赤ワインにスパイスが入っているため飲むと体がポカポカしてきます。
北欧で親しまれているグロッグ。厳しい寒さを凌ぐ知恵がお酒にも入っているみたいです。
北欧に旅行に行った際は是非試してみてください!
クリスマスマーケットは無料で参加できる
こんなきれいなマーケットが無料で参加できるんですよね。
毎日散歩ついでにマーケットを見て回れるので何度も足を運べます。
ちょっと残念だったところも包み隠さずにお話します
- クレカが使えない店がある
- 酔っぱらいがたまにいる
- 寒い
このあたりです。
クレカが使えない店がある
マーケットにある店は小規模なのでクレカに対応していない店があります。クレカが普及しているIT国家のエストニアですが、ここは不便に感じた点です。現金を少し用意していきましょう。
・酔っぱらいに絡まれる
またマーケットは8時位で閉まるのですが、ホットワインのGlögg(グロッグ)を出している店は夜の10時まで空いています。夜遅くに訪れると立呑バー状態になっています。酩酊している人もよく見かけました。アジア人は目立ちます、絡まれたくない人は遅い時間は避けるようにしましょう。
・寒い
寒いは着込むことで我慢しましょう。ホットワインを飲んであたたまるのもいいですね。
旧市街地には服屋が多くあるのでお土産も兼ねて現地でコートなどを買うのもおすすめです。寒さと戦ってきた北欧の地エストニアでは、機能的でおしゃれな防寒着がたくさんあります。
まとめ
世界一のクリスマスマーケットに実際に約1ヶ月通い詰めた感想をレビューをしてみました。
本当に幻想的で中世の時代に戻ったような感覚になりました。タリンはコンパクトな街なので2日もあれば観光できてしまいます。冬のヨーロッパに旅行した際はぜひエストニアに足を運んでみてはいかがでしょうか。
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