海外旅行で英語を独学で話せるようになるたった3つのステップ!

英語を使って旅行先の外国人と簡単なコミュニケーションが取れるようになりたい。

こんな方は多いですよね。

留学未経験でも独学で海外35カ国を旅行して様々な国の人と英語で話してきた僕が、独学で英語を話せるようになったステップについて実体験をもとにご紹介します。

本記事では海外旅行で英語を独学で話せるようになるたった3つのステップについて解説していきます。

そもそもなぜ英語が話せないのか

本題の前に少しだけ、「なぜ英語が話せないのか?」について簡単に解説します。

多くの方は「文法がわからないから」「話したい単語を覚えていない」と考えるのではないでしょうか。しかし残念ながら違います。英語が話せない根本的な理由は「英語を発音することに慣れていないから」これにつきます。中学・高校までの英語の授業では、読み書き能力を習得するカリキュラムを採用しています。高校受験や大学受験のために読み書きを訓練して苦労した方も多いのではないでしょうか。一方で海外旅行で英語を話すためには「聞く・話す」能力が必要になります。このギャップが日本人が英語を話せない理由になっているのです。

実は英語を話す基礎はすでに勉強している?

当たり前といえば当たり前ですよね。英語の先生も日本人でリアルな英語を授業で学ぶ機会なんて少ないですもんね。でも英語が話せないからといって諦めないでください。英会話の基本は中学英語の義務教育の範囲でできています。すでに学校で習い終わっているんですよね。そのため英語を話すためには文法・単語を勉強するのではなく、英語を発音する訓練が必要になるのです。

そのための方法を3ステップで解説していくのでぜひ参考にしてみてください。できるだけ簡単に分かりやすく書いています。

英語が話せるようになる3ステップ

  • 音読
  • 原稿を読む
  • 実際に使ってみる

たった3ステップです。それぞれ詳しく解説していいきますね。

音読

英語が話せるようになる最初にして最大のステップが音読です。これが一番重要。

僕が高校時代に通っていた某東進ハイスクールの英語の講師をされていた安河内先生の合言葉が「音読・音読・音読、、、」時には10回以上連呼していたこともあり、それほど英語学習においては音読が重要になります。TOEIC990点満点、英検1級など英語資格の最上位資格を保持している安河内先生ですら英語は音読で身につけたと言っているほどです。特に英語を話したいと思っている方にとって、音読をしないという手はないでしょう。

YouTubeやNetflixなどでお手本のネイティブの発音を見つけたら、ネイティブと同じテンポ・抑揚を完全にコピーしましょう。モノマネのようなものです。英語ネイティブの人はもちろん、非ネイティブの国の人も英語のお手本はアメリカのドラマやイギリスのドラマなど、ネイティブの音声を目標として勉強しています。そのため日本語アクセントで話す「アイハブアペン」などと発音しても、日本語アクセントが強すぎて聞きづらく伝わらないのです。本場ネイティブの抑揚やアクセントをまねるだけで伝わりやすい発音になります。

シャドーイングが英語習得の最短ルート

音読で特におすすめなのがシャドーイング。お手本の英語の発音と同時に自分でも発音する方法です。シャドーイングのメリットは、リアルな英語の発音が身につく、最短で英語が話せるようになる、覚えた発音は聞こえるようになる です。

自己流ではく、本場のアクセントをまねることで相手に伝わりやすい英語が話せるようになりますよ。

またシャドーイングは英語を話せるようになる最短の方法の一つです。単語や文法を勉強する時間があるならシャドーイングをすべきでしょう。また自分が話せる言葉は他の人が話しているフレーズが聞き取りやすくなります。コツコツと話せるフレーズを増やしていきましょう。

原稿を読む

ある程度音読で発音ができるようになったら原稿や字幕を見て文法を確認しましょう。基本的な文法や単語で文が構成されていることに気づくでしょう。基本的な文法は中学校までで習っているので、文法だけを勉強するより頭に残りやすいです。一文マスターすれば、あとは単語を入れ替えるだけでその場にあった会話に応用することができます。まず発音を覚え、後で原稿を確認して自分が使える語彙を増やしていきましょう。

ステップ2をして紹介していますが、使う時間は音読の3分の1程度で十分です。細かい文法を確認している暇があれば音読に時間を割きましょう。

実際に使ってみる

勉強した英語を実際に使ってみましょう。文法だけを勉強して話す英語とは違い、海外の方もよりあなたが話したことを理解してくれているはずです。こうなれば英語を話すのが楽しくなり、さらにぐんぐん上達していきます。英語を話す機会がないという方は、アプリで発音チェックや国際交流コミュニティなどで発音を試すことができます。丸暗記英語でも発音さえ合っていればちゃんと通じます。自信を持って話してみましょう。

実際に使ってみる際の注意点ですが、英語は様々な言い方、答え方があります。

レストランで「〜をください」と注文する言い方

・I’ll have ~
・I’ll take ~
・I’d like ~
・Can I get ~
・Can I have ~

などなど、簡単な言い方だけでもかなりの言い方があります。それぞれ少しずつ意味が変わってくるのですが基本は同じ意味です。

英語初心者は使える語彙を増やそうと様々なフレーズを覚えようとしますが、いざ使おうとすると使う言葉は一つです。基本的な英語は自分の中で一つ必ず使うものを決めておけば、急に注文を聞かれた時でもスムーズに答えることができます。日本語に置き換えても、海外の方がカタコトで敬語を使っていなくても誰も気にしませんよね。なんなら相手が言いたいことを理解しようと頑張りますよね。私たちが話す英語でも同じことです。特に英語初心者の発音なんて一言聞けば英語が上手ではないことくらい相手も理解してくれます。初心者のうちはできるだけ使う語彙を減らして絞ってきちんと伝わるまでたくさん使いましょう。

最初は緊張するかもしれませんが一度通じると自信がつき、2回目はさらに自信を持って、3回目はもっと、、、と使えば使うほど上達していきます。

使いたいフレーズを調べる→音読(シャドーイング)で練習→使ってみる

このサイクルが回せるようになれば英語の上達が劇的に早くなりますよ。

おすすめの英語の教材

正直英語の教材ならなんでもいいのですが、

無料で勉強できるのが英語ネイティブのYouTube。ただしスラングや若者言葉、たまに間違った文法など文法が正確ではない場合もあります。

海外ドラマは脚本家が台本を練りに練ってセリフを作っているので正しい文法を学ぶことができます。NetflixやDisney+など洋画が盛りだくさんのサブスクなどもたくさんあります。お好きなジャンルに合わせて楽しみながら英語を勉強してみてください!

実際に僕が独学で英語が話せるようになった2つの教材

実際に僕が海外でスムーズに英語が話せるようになった教材についてご紹介します。

海外ドラマ

僕はアメリカの大人気ドラマFull HouseとFriendsを繰り返しみることで英語を勉強しました。日本のバラエティ番組のように、観客のリアクションが入っているんですよね。これが英語学習にとって嬉しい点で、あ、ここが面白いところなんだなど新たな発見があります。また少し昔の作品のため、翻訳サイトなど探せば豊富にあります。基本は英語字幕すらつけたくありませんが、どうしても意味が知りたいという場合にでも解説サイトでなんと言ったのか、なぜ面白いのかなどが解説されておりとても勉強になります。

Full HouseはNetflixでのみの配信のため、最初はFull Houseを見るためにNetflixに加入しました。

文法本

正直音読だけで英語が話せるようになりますが、どうしても文法を忘れてしまった。一から勉強し直したいという方は一冊文法本を持っておくのもいいでしょう。

僕が大学生になってから英語を話すための文法を勉強し直す際に購入した一冊がとても参考になります。日本人とアメリカ人の共著のため、日本人が知りたいことと、実際にネイティブがどんなイメージで英語を話しているのかが網羅されているため、一般的な文法書に比べてより実践的です。CDの音声スクリプトも付属されているので音読、シャドーイングにピッタリです。東進ハイスクールの著書ですが、僕は東進ハイスクールの回し者でもなんでもありません。(高校時代第一志望の大学に合格できたことは感謝しています)

まとめ

英語が独学でできるようになる3ステップについて解説してきました。

英語上達において、一番大切なのが実際に発音してみることです。簡単な言葉からでいいので一日単語でも発音する習慣を身につけましょう。1週間後にでも成長しているのが実感できますよ。

まずはHello. How are you?の毎回使う簡単な英語から始めてみましょう。英会話スクールに通う前にまずは家でぼそっとでもいいのでHelloと呟くところから始めてみましょう。

海外旅行で英語でコミュニケーションが取れるよう祈っています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました