「環境に優しいクレカってあるの?海外はどうなっている?」
こんな疑問にお答えします。
最近良く耳にするサステナビリティ。ちょっとでも環境問題に貢献したいと思っているけどどんな物があるのだろう。
実はクレカ本体にも環境に配慮された素材を使っているものがあります。
本記事では環境に優しいクレカについて紹介します。
日本初!廃棄プラスチック素材を利用したエポスカードが誕生!

エポスカードは2021年4月15日より新デザインにリニューアルしました。新カードから廃棄プラスチックのリサイクル素材に切り替わります。これによってエポスカードはリサイクル素材を利用した日本初の国際ブランド付きクレジットカードになります。
使用する素材は、産廃工場から出る廃棄プラスチックを回収したリサイクル素材を使用しています。
リサイクル素材への切り替えにより、従来のカードと比べて1枚あたり最大約9.8グラムのCO2削減につながります。今後発行するすべてのエポスカードをリサイクル素材へ切り替えた場合は、5年間で最大約90トンのCO2削減効果が見込まれ、同じ量のCO2を吸収するために必要な森林面積は東京ドーム約2個分に相当するようです。
リニューアルによってエポスカードがよりサステナブルなカードへと進化しましたね。カード本体だけでなく特典もかなり優秀です。
新エポスカードについては「エポスカードが新デザインにリニューアル!タッチ決済に対応しました。」にまとめています。年会費無料でゴールドカードがゲットできるお得なカードなので、良かったら読んでみてください。
他の国はどんな取り組みをしている?
環境に敏感な海外はどのような取り組みをしているのでしょうか?
北欧の国スウェーデンの事例
北欧のスウェーデンのフィンテック企業Doconomyは気候変動太陽を後押しできる新たなタイプのクレジットカード「DO」を開発しています。
購入した製品・サービスからのCO2排出量を利用者に表示するとともに、カーボンオフセットの機会も提供するカードになります。
DOはクレジットカードそのものの原材料にもこだわり、すべて植物由来の成分で作るとともに、インクも大気汚染物質を回収リサイクルした「Air Ink」を用いています。
残念ながら「DO」は日本への発行予定はないようです。(2021年4月現在)
アメリカの事例
70%再生プラスチックで作られた新デザインのアメリカン・エキスプレスカードが2019年秋より北米で発行を開始しています。
本カードは海洋保護と海洋破壊防止を目指す共同ネットワーク団体「Parley for the Oceans」とアメリカンエキスプレス社が提携して生まれたカードです。
同団体は環境問題における最大の脅威の1つでもあるプラスチックによる海洋汚染と戦う『Parley Ocean Plastic Program』に取り組んでおり、今回も同プログラムの一環として企画されたものと考えられます。
このカードも日本の発行予定の情報はないようです。本場アメリカが羨ましいですねですね
まとめ
今回は環境に優しいクレカについて紹介していきました。
- エポスカード:日本初の廃棄プラスチック素材を利用
- DO:購入した製品・サービスからのC02排出量を表示。カード本体も植物由来の素材
- アメリカン・エキスプレス:70%再生プラスチック素材を利用
世界中で議論されている「サステナブルな社会」とは、「持続可能な社会」を意味します。それは、地球の環境を壊さず、資源も使いすぎず、未来の世代も美しい地球で平和に豊かに、ずっと生活をし続けていける社会のことです。
今回紹介したクレカがあなたの身の回りの環境について考えるきっかけになったら幸いです。
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