お気に入りのスニーカーから嫌な臭いがするとき、自宅で消臭スプレーを使っている方が多いですよね。
しかし中には間違った消臭スプレーの使い方をしてしまい、さらに嫌な匂いになってしまった、なんてこともあります。
消臭スプレーのNGな使い方を知った上で正しくきれいにスニーカーを維持できるようにしておきましょう。
元スニーカーショップスタッフの僕が正しい消臭スプレーの使い方について解説していきます。
本記事では靴用消臭スプレーのNGな使い方について解説していきます。
NGな消臭スプレーの使い方

- 履き終えてすぐ消臭スプレーを使う
- スプレーをかけて放置
- 靴の入り口にだけスプレーをする
これらは家でやっている方も多いのではないでしょうか。実は正しく使うよりも効果が半減しています。
それぞれ詳しく見ていきます。
履き終えてすぐ消臭スプレーを使う
長時間履いた後の靴は汗などで湿気を帯びています。
この状態で消臭スプレーをかけても効果は軽減されてしまいます。
防臭・抗菌の作用を高めたいなら靴を乾燥させてから消臭スプレーを使いましょう。乾燥剤を入れて一晩放置すれば靴の中もしっかり乾いてくれます。
靴が乾いた上で消臭スプレーをかけるとより除菌抗菌の効果が高まります。
効率よく臭いを消したいなら靴の中を乾燥させた後に消臭スプレーを使いましょう。
スプレーをかけて放置
消臭スプレーはミスト状で出てくるため、消臭スプレー自体にも水分が含まれています。
この状態では残った菌が繁殖したり、また靴の素材自体にもダメージとなってしまいます。
スプレーをかけた後に乾燥させるのがポイント。陰干しをしたり乾燥剤を入れて数時間放置しておくとすぐに乾きます。
基本的に靴は濡らさないということを心がけましょう。
靴の入り口だけスプレーをする
靴の入り口(かかとの部分)だけスプレーして満足という方もいるのではないでしょうか。
実は臭いの原因であるバクテリア菌は口の先端部分に集中しています。そのため靴の先端までしっかりスプレーをして除菌することが重要になってきます。
口の先端までスプレーしづらいという方は靴をひっくり返してノズルを口の先端に向けてスプレーしてみてください。これで重要な靴の先端に消臭スプレーを直撃させることができます。これだけで消臭・除菌効果は格段にアップします。
この方法だと余分なスプレーの水分が靴の内部にたまってしまうため、いらなくなった布などで拭き取りましょう。余分な靴の中の水分を除去することができます。
その後で忘れずに乾燥させておきましょう。
消臭スプレーの選び方
除菌タイプと表記されている商品を選びましょう。
臭いの元となるで原因のほとんどがバクテリア菌です。元となる菌を除菌することで高い消臭効果が期待できます。
除菌効果のない良い香りがするだけのスプレーをかけても、匂いは抑えられてもこれは良い匂いでごまかしているだけ。根本的な解決にはなりません。
臭いの原因となる菌を減らせる除菌タイプがおすすめです。
毎日違う靴を履くことで臭いにくくなる!
スニーカーが何足か使い回し毎日同じものを履かないことがオススメです。
毎日履いているとどうしても除湿がされなくなり靴の内部に雑菌が繁殖してしまい臭いの元となってしまいます。
一日使った靴は乾燥剤を入れて保管し、次の日には違うきれいな靴を履くことで臭いの発生を抑えることができます。
まとめ
- 履き終えてすぐや靴の入り口だけ消臭スプレーを使うのはNG
- スプレーをかけてた後は乾燥させる
- 抗菌タイプがおすすめ
正しく消臭スプレーを活用して嫌な臭いを消しましょう!
スニーカーは長くカッコいいまま履けるように長持ちさせましょう!
スニーカーを長持ちさせる方法についても解説しているのであわせて読むことでお気に入りのスニーカーを長く履き続けられますよ。
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