お気に入りのスニーカーを少しでも綺麗で良い状態をキープさせるために靴好きにとって保管方法は重要な課題です。
普段どのようにスニーカーを保管しているでしょうか?
購入したときの箱に入れたまま、箱から出して違うケースに収納、家の下駄箱に並べておく、ジップロックに入れるなど様々な保管方法があります。
元スニーカーショップ店員の僕がスニーカーの保管方法と便利なシューケアー用品を紹介していきます。
本記事では長持ちさせるスニーカーの保管方法について解説していきます。
スニーカーの最大の敵は湿気

スニーカーにとって湿気は最大の敵です。
- 加水分解しやすくなる
- 臭いの原因になる
加水分解と臭い、これら2つの原因となる湿気はスニーカーを保管するにおいて最も気をつけていなければならない存在です。
加水分解とは?
加水分解とはスニーカーの化学物質と水が反応して分解してしまうことです。多くはスニーカーのソールの部分がボロボロになって剥がれていくことを指します。
加水分解は残念なことに防ぐことができません。
しかし正しい保管や手入れをしていれば加水分解を遅らせることができます。
少しでもお気に入りのスニーカーを長く履きたいという方は長持ちするスニーカーの保管方法を試してみてください。
長持ちするスニーカーの保管方法

- 木製のシューキーパーで水分量を調節
- ジップロックで密閉
- 乾燥剤で余分な湿気を吸収
- 防虫剤でスニーカーの黄ばみ予防
たった4つの方法で格段にスニーカーが長持ちします。
それぞれ詳しく見ていきます。
木製のシューキーパーで水分量を調節
型崩れ防止のシューキーパー。プラスチック製や木製など様々な種類があるのですが、木製のシューキーパーを利用することで空気中の水分を調節してくれます。
水分は敵ですが乾燥しすぎも靴の素材が傷んでしまう場合もあります。
木製のシューキーパーを使えば余分な水分を吸収し、スニーカーの水分量を調整してくれます。
型崩れ防止と湿気の吸収2つの役割を果たすシューキーパーは必須のアイテムです。
シューキーパーはプラスチックと木製に分かれるのですが、除湿効果があるため木製のほうがおすすめです。
ジップロックで密閉
スニーカーを外気に晒しておけば天気によって湿度が変動します。
そのため保管する場所だけでは空気中の水分を完全に防ぎきることができません。
外気をシャットアウトするために密閉できるジップロックに入れてスニーカーを保管することが有効です。
また湿気だけではなく臭いや色移りなどからも防ぐことができる効果的な方法です。
サイズはA3ほどのサイズがあればスニーカーを入れれるため、できるだけ大きめのものを選びましょう。
乾燥剤で余分な湿気を吸収
なるべく余分な水分はスニーカーに与えたくないため、ジップロック内に乾燥剤を1つ入れて水分を吸収してもらいましょう。
一度使っても干せば繰り返し使える乾燥剤もあるのでぜひ試してみてください。自宅の新聞紙でも代用できるのですが乾燥力が弱いため、できるだけ乾燥剤を使うことがオススメです。
防虫剤でスニーカーの黄ばみ予防
乾燥剤があってもスニーカーの黄ばみにつながることがあるため、黄ばみ防止剤も一緒に入れていくことがオススメ。
スニーカー専用でなくても衣服用の防虫剤でオッケーです。
スニーカーは一度黄ばむとなかなか色が落としにくく見た目も悪くなるため、なるべく色が変わらないように念には念を入れて黄ばみ予防は対策しておきましょう。
加水分解を遅らせる方法

加水分解を遅らせるポイントはいかにして水分からスニーカーを守るかです。
- 履いた後は乾燥させる
- 風通しの良い場所で保管する
- シューケア用品で手入れ
スニーカーを履いて出かけた後は風通しの良い暗所に1日置いたり乾燥剤を中に入れて乾燥させましょう。乾燥させることで元となる雑菌の繁殖を抑えることができます。風通しが悪いと湿気が溜まってしまうため保管は風通しの良い場所で行ってください。
防水スプレーや除菌スプレーでなどシューケア用品で細かく手入れすることで雨や湿気から守ったり臭いの元となる雑菌を減らすことができます。必要に応じて使ってみてください。
まとめ
- 湿気はスニーカーの最大の敵
- 木製のシューキーパーで水分量を調節
- ジップロックで密閉
- 乾燥剤で余分な湿気を吸収
- 防虫剤でスニーカーの黄ばみ予防
長持ちさせるスニーカーの保管方法について解説してきました。
お気に入りのスニーカーは正しい保管方法でかっこいいまま長く履き倒しましょう!
コメント